平成25年5月31日「栃木県県土整備部・栃木県警察・関東地方整備局 宇都宮国道事務所・防衛省 陸上自衛隊・栃木県建設業協会」の5機関合同による情報伝達訓練
栃木県、栃木県警察本部、国土交通省 宇都宮国道事務所、自衛隊と栃木県建設業協会は、平成25年4月、「大規模災害時における公共土木
施設の復旧体制に関する連絡会議」を設立。その一環として平成25年5月31日、関係5機関が合同で初の「土砂災害」「道路アンダー冠
水」「水防」の3項目で災害が発生したと想定し、栃木県建設業協会の「道路河川等管理情報システム」を活用。
栃木県庁8階の「危機管理センター」、栃木県建設業協会 各支部と各被災現場の3者間で情報の共有化を図りました。栃木県建設業協会 各支部
現場担当者が被災状況を動画などで県庁危機管理センターに報告、センターは各支部担当に的確な指示をリアルタイムに出し、それを受けた対策
部隊らが現場に向かい復旧活動を行いました。
「5機関による合同情報伝達訓練(開始~日光支部調査パトロール指示)」
【情報伝達訓練本部】(栃木県庁8階・危機管理センター)
危機管理センターには関係5機関が待機し、栃木県内各被災地から送信された現場のリアルタイムな動画情報を受け、
それぞれに的確な指示を現場へ送信した。
「5機関による合同情報伝達訓練(日光土木事務所管内における訓練)」
【土砂災害対策】(日光市中妻)
日光市御幸町の急傾斜地崩壊危険箇所で、斜面崩壊の前兆現象が出たと想定。措置命令を受けた作業部隊は、
ブルーシートで浸食防止作業などを行った。
「5機関による合同情報伝達訓練(矢板土木事務所管内における訓練)」
【道路アンダー冠水対策】(さくら市氏家)
国道293号の氏家地区JRアンダーが冠水し交通に支障が出始めたと想定。バリケードの設置作業(ダミー
作業)、交通規制等の訓練を実施した。
「5機関による合同情報伝達訓練(栃木土木事務所管内における訓練~終了)」
【水防活動】(栃木市 大光寺町)
思川が氾濫注意水位を超え、大光寺橋上流石岸側の堤防に亀裂が入ったと想定。土のうで堤防を補強した上、
バリケードを設置し通行規制などを行った。