【日時】 平成24年7月27日(金) 午前9時~12時
【場所】 一級河川荒川 栃木県さくら市喜連川 (道の駅きつれがわ脇) 【協力】 栃木県矢板土木事務所・さくら市
【目的】 地域の安全と安心を確保するために、水害を未然に防止し、洪水被害を最小限に食い止めるため、非常時に迅速かつ確実に行動できるよう、水防に必要な知識と技術を習得する。 |
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訓練プログラム大型台風が神奈川県三浦半島に上陸し、勢力を保ちながら北上している。栃木県北部を中心に、大雨を降らせ(総雨量600ミリ/24時間)、随所で災害が発生している模様。
AM 9:00 水防訓練開会式挨拶:塩谷支部長、栃木県矢板土木事務所長、栃木県議会議員、さくら警察署長、消防本部消防署長訓練内容説明:塩谷支部副支部長
AM 9:50 水害に対する出動支援の要請 矢板土木事務所長より、栃木県建設業協会塩谷支部長に対し発令。 状況:一級河川荒川は豪雨出水により、さくら市喜連川地内で警戒水位をオーバーし、右岸堤防が一部崩壊、堤防を溢水し付近の住宅に浸水する惧れがある。 場所:一級河川荒川左右岸 栃木県さくら市喜連川地内(道の駅きつれがわ脇)
AM9:52 支部長の協会員23社への出動命令
AM10:00 集合 協会員23社(会員46名及び栃木県矢板土木事務所職員22名) 栃木県矢板土木事務所担当職員より、被災状況の説明を受ける。 説明を受けて、支部建設委員長をリーダーに作業の工法・手順・安全に対するミーティングを行い、準備完了後迅速に作業に取り掛かる。 使用機材はクレーン車(25t)1台、ユニック車(4t)5台、ダンプトラック(4t)5台。 |
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AM 10:10作業開始
○ シート張り工法会員9名、防水シート7枚ロープは必要数量、土のう100個ブルーシートに重しの土のうを取付けて河川へ投入し、川側法面を直接保護する洗堀防止工法である。 |
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○ 大型土のう工法会員 10名、大型土のう12袋トラッククレーン25t吊、防水シートは必要枚数洪水による堤防のさらなる浸食を食い止める処置として、大型土のうをトラッククレーンにより設置する。急流部、浸食部などに使用することが多い。 |
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AM 10:10 作業開始 ○ 土のうしつらえ工法会員30名、小型土のう300袋。河川水位が上昇し、堤防を越えて水が溢れないよう、堤防の嵩上げ工法である。 |
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AM 10:10 作業開始 ○ 河川に転落した車両と運転手の救出クレーン車、各支部員は各班から3名参加。洪水により目測を誤り、河川に転落した車両の引き上げ及び運転手の救出・搬送に取り組みます。 |
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○ 炊き出し(おにぎり・お茶外) 被災者並びに水防作業従事者に対する炊き立てのおにぎりを提供する。支部会員のご婦人方が中心となって取り組む。 AM 11:20 訓練終了AM 11:30 全員集合【完了報告】 塩谷支部長 【講評】 栃木県矢板土木事務所長、さくら市副市長、栃木県議会議員、さくら警察署長、消防本部消防長 AM12:00 解 散 |