建設産業界は、厳しい価格競争による利益率の低下に加え、人手不足や資機材の高騰等により、一層厳しさを増しているところであり、地域社会の生活環境や産業振興に重要となるインフラ整備等の担い手として、また、地域の安全・安心な暮らしを支える基幹産業として、健全な運営を図っていく必要があります。
そのためには、経営基盤の強化はもとより、災害発生時における迅速かつ効率的な活動を実践するなど、建設業の社会的責任を果たすとともに、建設業が担う役割が地域社会から正しく理解され「地域の守り手」として正しい認識が得られるよう、諸法令の遵守などコンプライアンスの徹底を図るとともに、環境美化活動等の社会貢献活動を推進してまいりますので、県民の皆様の一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。
(令和6年5月29日)
一般社団法人栃木県建設業協会 会長 谷黒 克守