令和4年12月11日「栃木県・栃木市総合防災訓練」
令和4年12月11日、栃木県と栃木市が主催する「総合防災訓練」を、栃木市総合運動公園 多目的グラウンドで開催いたしました。
自衛隊や警察など防災関係機関、企業合わせて93の組織からおよそ1,000人100台近い車両が集まり、「集中豪雨の翌日に県南部を
震源とする最大震度7の直下型地震が発生した」という訓練内容の想定で、初動の対応からケガ人の救護、インフラの復旧など40余り
の訓練に取り組みました。
栃木県建設産業団体連合会・(一社)栃木県建設業協会 下都賀支部・栃木市建設業協同組合が協力した訓練は、国土交通省 宇都宮
国道事務所、陸上自衛隊 第307施設隊、栃木警察署、東京電力パワーグリッド(株)と協力し道路啓開訓練を実施。
関係機関が連携することにより、迅速な復旧作業が可能となり、その後の消防活動や救命・救助活動、緊急物資の輸送等を行う車両が
走行できるようになります。
訓練会場の「栃木市総合運動公園 多目的グラウンド」 |
訓練組織 総監:栃木県知事(写真手前「左」) 本部長:栃木市長(写真手前「右」) |
栃木県建設産業団体連合会 (一社)栃木県建設業協会 下都賀支部 栃木市建設業協同組合 |
道路啓開訓練 |
国土交通省及び東京電力パワーグリッド(株)パトロールカーによる点検を行い瓦礫による不通箇所を調査。不通箇所の情報を災害対策本部へ報告し、復旧作業班を要請する。 |
災害対策本部の指示を受け、栃木警察署パトカーの先導により、陸上自衛隊のバケットローダー、栃木市建設業協同組合のダンプなど復旧作業班が出動。 |
復旧作業班到着後、調整会議を行う。 国土交通省 宇都宮国道事務所、陸上自衛隊 第307施設隊、栃木警察署、栃木県建設産業団体連合会、(一社)栃木県建設業協会 下都賀支部、栃木市建設業協同組合、東京電力パワーグリッド(株) |
栃木県建設産業団体連合会および(一社)栃木県建設業協会 下都賀支部・栃木市建設業協同組合の復旧作業班は、交通の支障となる段差陥没やガレキが発見された場合、現地へ向かいます。災害対策本部の指示を受け、栃木警察署と連携し、パトカーの先導により現場に向かい、自衛隊のバケットローダーと協力して交通を妨げているガレキの撤去を実施します。 |
東日本大震災や関東・東北豪雨、栃木市に甚大な被害をもたらした東日本台風でも国土交通省、自衛隊、警察や建設業者との協力によりガレキ等の除去を行ってきました。関係機関が連携することにより、迅速な復旧作業が可能となり、その後の消防活動や救命・救助活動、緊急物資の輸送等を行う車輌が走行できるようになります。 |
倒木除去後の安全確認作業完了後、訓練終了 |
関係機関の車両が道路啓開箇所を通過して出向する。 |
栃木県 福田 富一 知事 |
栃木市 大川 秀子 市長 |