令和6年7月10日「道路・河川等管理情報システム伝達訓練」
令和6年7月10日、日光支部、日光土木事務所、栃木県道路公社、一般社団法人建設コンサルタンツ協会との合同による
Webオンライン会議システムを使用した「道路・河川等管理情報システム伝達訓練」を実施しました。
訓練は、旧 日光市で震度5強の地震が発生し栃木県道路公社管理の日光道と並行する国道120号の橋梁において段差が生じ、
車両の走行ができなくなることを想定。
「栃木県災害時の応急対策業務の実施に関する協定」に基づき、日光土木事務所より管内のパトロール依頼を受けた日光支部は、
指示事項に対して「道路・河川等管理情報システム」(GPSによる位置情報)を可動させ、情報伝達を行う訓練を行いました。
また、一般社団法人建設コンサルタンツ協会による橋梁点検も併せて行われました。
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場所:日光建設会館 |
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(一社)栃木県建設業協会 日光支部 |
日光土木事務所 |
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【訓練開始】日光土木事務所から日光支部長へ、旧 日光地区において震度5強の地震が発生し、道路、河川、砂防の各施設に損傷が予想されることから、日光支部においては「道路・河川のパトロール」を行い、パトロール結果について「道路・河川等管理情報システム」へ、状況報告を送信するよう要請連絡。 |
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日光支部より、日光土木事務所へ「異常なし」のパトロール報告について連絡。パトロール班より、異常なしの現地状況を撮影した位置情報付きの写真データを「道路河川等管理情報システム」へ送信。システム上に反映された状況報告を、日光支部、日光土木事務所にて確認。
(※写真は「道路河川等管理情報システム」の現地状況写真と地図情報) |
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日光支部より日光土木事務所へ「異常あり」のパトロール報告について連絡。国道120号安良沢橋にて、路面に大きな段差およびズレが生じ、両車線が車両通行不能である状況連絡。パトロール班より現地状況を撮影した位置情報付きの写真データを「道路河川等管理情報システム」へ送信。システム上に反映された状況報告を日光支部、日光土木事務所にて確認。
(※写真は「道路河川等管理情報システム」の現地状況写真と地図情報) |
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日光土木事務所より日光支部へ、安良沢橋における全面通行止め規制の連絡。日光支部による全面通行止めの規制を開始した現地状況を「道路河川等管理情報システム」へ送信。日光土木事務所にてシステムを確認。その後、日光土木事務所と栃木県道路公社にて全面通行止めにより日光宇都宮道路を迂回路として利用する検討を行い、検討結果、迂回路として利用することを決定し正式に要請。
(※写真は「道路河川等管理情報システム」の現地状況写真と地図情報) |
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迂回路の調整と同時進行で、一般社団法人建設コンサルタンツ協会へ応急復旧の提案を日光土木事務所より要請。復旧案の検討にあたりドローンの映像が必要なことから協定に基づき、一般社団法人栃木県測量設計業協会へドローンによる撮影を要請。 |
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ドローンによる映像を確認したところ復旧案として、敷鉄板で補強の上、合材による段差擦り付け提案の連絡を受領。日光支部による応急対応として合材擦り付けの復旧作業が完了。 復旧後の写真を「道路河川等管理情報システム」上で、日光土木事務所が確認。その後、片側通行開始の指示を受けた日光支部が、再びシステムへ現地状況の写真データを送信。システム上で確認し訓練終了。 (※写真は「道路河川等管理情報システム」の現地状況写真と地図情報) |