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【その他】2025年5月17日「第73回利根川水系連合・総合水防演習」

令和7年5月17日「第73回 利根川水系連合・総合水防演習」
 
令和7年5月17日(土)、宇都宮市道場宿町の鬼怒川左岸において、国土交通省及び栃木県を含む、関東1都6県・宇都宮市
主催による第73回利根川水系連合・総合水防演習が開催されました。
本会からは、一般社団法人栃木県建設業協会 宇都宮支部による「水防団への水防資機材「完成土のう」の提供(演習第一部)」、
「道路啓開訓練(演習第二部)」を行いました。

 
 
第73回 利根川水系連合・総合水防演習(PDF)

 
 
 

(一社)栃木県建設業協会 宇都宮支部

 

 

 

<総合水防演習 総裁>

<総合水防演習 副総裁>

高橋 克法 国土交通副大臣

福田 富一 栃木県知事

佐藤 栄一 宇都宮市長


降雨の中、水防演習には、高橋克法国土交通副大臣、福田富一栃木県知事、佐藤栄一宇都宮市長など各機関トップの方々の御出席をはじめ、国、県等の行政機関や宇都宮市水防団、関係団体、関係機関などから約5,000人が参加し、雨の降る中、水防や救出・救護の本番さながらの訓練が行われました。
開会式では、高橋国土交通副大臣から「水害で被災したライフラインの早期復旧には、関係者の連携が不可欠である。多くの関係者が一堂に会して行う演習は大変意義深い」との挨拶があり、福田知事からは「関係機関の協力体制の再確認の場に加え、県民の皆様にも水防活動の重要性や地域防災力の必要性を改めて認識していただける絶好の機会である」との激励の言葉がありました。

 

 

 


 

(写真:「第73回 利根川水系連合総合水防演習ライブ配信より)

 

<演習第一部 水防訓練>水防団への水防資機材「完成土のう」の提供


宇都宮市水防本部の要請を受けた、栃木県建設業協会 宇都宮支部が宇都宮市消防局の車両先導の下、被災箇所へ「完成土のう」をダンプカーで運搬し水防資機材の提供を開始。

 


 

<演習第二部 水防訓練>道路啓開訓練「啓(ひらく・あける・開放)開(ひらく・きりひらく)」


災害時には迅速な対応が求められます。氾濫水によって道路が流木や倒壊した家屋で塞がれると、犠牲者の救出や救援物資の輸送が難しくなり、被災地へのアクセスが非常に困難となります。これを解消するために行われるのが「道路啓開」という作業です。
栃木県建設業協会 宇都宮支部では、「地域の守り手」として災害発生時にいち早く道路啓開作業を開始し、被害拡大や二次被害を防ぐ役割を担っています。また、消防や警察、自衛隊の救助活動の基盤を整えるとともに、地域住民が早期に普段の生活を取り戻せるよう、応急復旧活動にも積極的に取り組んでいます。