HOME行事・社会貢献活動事業等 【情報伝達訓練】2025年6月25日「下都賀支部 道路・河川等管理情報システム伝達訓練」

【情報伝達訓練】2025年6月25日「下都賀支部 道路・河川等管理情報システム伝達訓練」

令和7年6月25日「道路・河川等管理情報システム伝達訓練」
 
 
令和7年6月25日、(一社)栃木県建設業協会 下都賀支部、栃木県栃木土木事務所、小山市、野木町、
(一社)建設コンサルタンツ協会 関東支部、(一社)栃木県測量設計業協会 によるWebオンライン
会議システムを使用した「道路・河川等管理情報システム伝達訓練」を実施しました。
 
訓練内容は、栃木土木事務所管内において震度6弱の地震が発生。それぞれの箇所をWebオンラインで
接続し画面共有を行いながら情報の共有化を図りました。
 
また、栃木県と(一社)建設コンサルタンツ協会 関東支部が「橋梁の地震時緊急点検における支援協力
に関する協定」を締結。(一社)栃木県測量設計業協会が「災害時の応急対策業務の実施に関する協定」
を締結しており、情報連絡系統図に基づき、栃木土木事務所からの点検要請を受ける訓練等を行いました。

 
 

道路河川等管理情報システム 

 
 
 


 
 
 

場所:下都賀建設会館

 
 
 

Webオンライン会議システムを使用した情報伝達訓練

 
 
 

【訓練開始】栃木土木事務所 齋藤勇作 所長から、下都賀支部 齋藤和実 支部長へ震度6弱の地震発生により、道路・河川及び急傾斜地・砂防施設が被災した可能性がある旨の連絡を受け、「災害時の応急対策の実施に関する協定」に基づき、管内全域のパトロールを実施し報告をするよう要請連絡。
続いて、同事務所の茂木 孝昌 次長より小山市、野木町への情報共有をWebオンラインを通じて行う。

 
 
 

下都賀支部長より、前原正義 副支部長に「道路・河川等管理情報システム」を使用し支部会員に担当箇所のパトロールを行うよう指示。その後、前原副支部長は、下都賀支部員 各社にパトロール実施の連絡を行い「道路・河川等管理情報システム」への送信を指示。同時に下都賀建設会館に支部対策本部を設置。

 
 
 

野木町、佐川野友沼線「丸林跨線橋」の歩道階段部の橋脚にクラックが発生した状況が「道路・河川等管理情報システム」に報告され訓練参加者が確認。その後、栃木土木事務所にて「丸林跨線橋」については、歩道階段部は橋脚損傷により歩道は当面通行止めとなる連絡を受ける。
(※訓練用写真・地図は「道路・河川等管理情報システム」)

 
 
 

小山地区、小山市の小山環状線「新間中橋」において、地震による被害が発生。栃木県と「災害時の応急対策業務の実施に関する協定」を締結している栃木県測量設計業協会の会員企業と合同でパトロールを実施しドローンで上空から撮影したリアルタイム映像が配信される。
現地班からの状況報告で「新間中橋」の右岸側の橋台背面に30cm程度の段差が生じている報告を受ける。

 
 
 

「新間中橋」右岸側の橋台背面に段差が生じた状況が「道路・河川等管理情報システム」に報告され訓練参加者が確認。栃木土木事務所にて現場通行止めの指示を受ける。その後、「新間中橋」について、緊急車両等の通行確保も想定されるため、橋台背面の段差解消ができるように、土のうや採石等により道路啓開作業を行い、実施完了と緊急点検結果後、通行止め解除を行った状況報告が下都賀支部より行われる。
要請にあった管内全域のパトロールが終了し、被災した「新間中橋」及び「丸林跨線橋」の応急対応完了の旨、下都賀支部長から栃木土木事務所長へ報告が行われ訓練が終了。
(※訓練用写真・地図は「道路・河川等管理情報システム」)