令和6年6月6日「道路・河川等管理情報システム伝達訓練」
令和6年6月6日、(一社)宇都宮建設業協会(宇都宮支部)、宇都宮土木事務所、宇都宮市、上三川町、一般社団法人
建設コンサルタンツ協会によるWebオンライン会議システムを使用した「災害等の発生を想定した演習「道路・河川等
管理情報システム伝達訓練」」を実施しました。
訓練は、栃木県南部を震源とした強い地震が発生し「栃木県災害時の応急対策業務の実施に関する協定」
に基づき、宇都宮土木事務所より管内のパトロールの依頼受けた宇都宮建設業協会は、指示事項に対して
「道路・河川等管理情報システム」(GPSによる位置情報)を可動させ、情報伝達を行う訓練を行いました。
災害に備える」自治体と建設業協会など訓練 情報共有や連携を確認(とちテレNEWS) |
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災害等の発生を想定した演習「道路・河川等管理情報システム伝達訓練」 (場所:(一社)宇都宮建設業協会「対策本部」) |
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(一社)宇都宮建設業協会 野澤 充広 会長 |
【Webオンライン画面】 <参加機関> ・宇都宮土木事務所 ・宇都宮市 都市整備部 都市整備課 ・上三川町 都市建設課 |
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<宇都宮土木事務所、上三川町役場との訓練>上三川町民より川名子橋に段差があるとの報告を上三川町が受領。宇都宮土木事務所と連携し現地確認の指示を受けた宇都宮建設業協会のパトロール班が現地へ到着。 川名子橋の橋桁と道路に段差があることを確認。危険なため交通規制を実施。宇都宮土木事務所では、今後の対応を検討するべく、一般社団法人建設コンサルタンツ協会に技術的助言を受けるべく協議を行う。 その後、建設コンサルタンツ協会が宇都宮建設業協会へ連絡。宇都宮建設業協会の現地班がドローンを飛行させ現地映像をリアルタイムでWebオンラインにて情報共有。橋梁下部および支承部分に異常確認が見当たらないとの連絡を、建設コンサルタンツ協会より受領。段差部の擦り付けの技術的助言を受け、擦り付け舗装で段差を解消し規制解除を実施。 段差確認、通行止め処置、規制解除の写真を「道路河川等管理情報システム」にて確認し完了。 (※地図と写真は「道路河川等管理情報システム」にて共有された情報) |
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<宇都宮土木事務所、宇都宮市役所との訓練>鶴田町・羽黒団地の東法面で崖が崩落し土砂が市道に流出。流出状況を宇都宮建設業協会のパトロール班が位置情報付きの写真を「道路河川等管理情報システム」に送信。システムを確認した宇都宮市役所からの指示に基づき、通行止め処置を行う。その後、応急処置として土砂撤去作業を実施。宇都宮市役所からの指示で周辺調査依頼を受けた、宇都宮建設業協会の現地班がドローンを飛行させ現地映像をリアルタイムでWebオンラインにて情報共有。 法面崩落箇所を確認し応急処置を行った後、通行止め解除の指示を受け確認し完了。 (※地図と写真は「道路河川等管理情報システム」にて共有された情報) |
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<宇都宮土木事務所との訓練>田川岩曽調整池の南側で法面の崩落箇所を宇都宮建設業協会のパトロール班が発見。宇都宮土木事務所の指示により、管理用道路の通行止め規制を開始し崩壊箇所の応急処置を行う。 その後、宇都宮土木事務所の職員がドローンを飛行させ現地映像をリアルタイムでWebオンラインにて情報共有。ドローンで調節池全体の調査を行う。 宇都宮建設業協会による応急処置が完了し、現地状況を「道路河川等管理情報システム」に送信し宇都宮土木事務所による確認後、交通規制解除を行い訓練終了。 (※地図と写真は「道路河川等管理情報システム」にて共有された情報) |