HOME行事・社会貢献活動事業等 【情報伝達訓練】2025年7月23日「日光支部 道路・河川等管理情報システム伝達訓練」

【情報伝達訓練】2025年7月23日「日光支部 道路・河川等管理情報システム伝達訓練」

令和7年7月23日「道路・河川等管理情報システム伝達訓練」
 
 
令和7年7月23日、(一社)栃木県建設業協会 日光支部、栃木県日光土木事務所、栃木県鹿沼土木事務所、栃木県道路公社、
(一社)建設コンサルタンツ協会、(一社)栃木県測量設計業協会、群馬県桐生土木事務所との合同による
Webオンライン会議システムを使用した「道路・河川等管理情報システム伝達訓練」を実施しました。

 
 
訓練は、日光市で震度5強の地震が発生し一般国道122号の日足トンネル付近で土砂崩れが発生し車両の走行ができなくなることを想定。
「栃木県災害時の応急対策業務の実施に関する協定」に基づき、日光土木事務所より管内のパトロール依頼を受けた日光支部は、
指示事項に対して「道路・河川等管理情報システム」(GPSによる位置情報)を可動させ、情報伝達を行う訓練を行いました。
また、(一社)建設コンサルタンツ協会による橋梁点検も併せて行われました。

 
 

道路河川等管理情報システム 

 
 
 


 
 
 

場所:日光建設会館

 
 
 

(一社)栃木県建設業協会 日光支部

栃木県日光土木事務所

 
 
 

(一社)栃木県建設業協会 日光支部

榎本 美明 支部長

栃木県日光土木事務所

日原 順 参事兼所長

 
 
 

【訓練開始】Webオンラインを使用し関係機関と情報共有。日光土木事務所から日光支部長へ、日光市において震度5強の地震が発生し、道路、河川、砂防の各施設に損傷が予想されることから、日光支部においては「道路・河川のパトロール」を行い、パトロール結果について「道路・河川等管理情報システム」へ、状況報告を送信するよう要請連絡。

 
 
 

日光支部より、日光土木事務所へ「異常なし」のパトロール報告について連絡。パトロール班より、異常なしの現地状況を撮影した位置情報付きの写真データを「道路・河川等管理情報システム」へ送信。システム上に反映された状況報告を、日光支部、日光土木事務所にて確認。

(※写真は「道路・河川等管理情報システム」の現地状況写真と地図情報)

 
 
 

日光支部より日光土木事務所へ「異常あり」のパトロール報告について連絡。国道122号 日足トンネル 足尾側坑口から足尾側500m付近で土砂崩れの被害確認報告があり、道路見上げ法面が崩壊し両車線伴に車両通行不能である状況連絡。パトロール班より現地状況を撮影した位置情報付きの写真データを「道路・河川等管理情報システム」へ送信。システム上に反映された状況報告を日光支部、日光土木事務所にて確認。

(※写真は「道路・河川等管理情報システム」の現地状況写真と地図情報)

 
 
 

日光土木事務所より日光支部へ、全面通行止め規制の連絡。日光支部による全面通行止めの規制を開始した現地状況を「道路・河川等管理情報システム」へ送信。日光土木事務所にてシステムを確認。その後、日光土木事務所から関係機関へ国道122号の全面通行止めによる規制を開始した旨を報告。関係機関「群馬県桐生土木事務所、栃木県道路公社、栃木県鹿沼土木事務所」にて了解。この後、日光土木事務所内にて国道122号の迂回路を検討した結果、普通車は国道121号、鹿沼経由で県道鹿沼足尾線、大型車は国道120号、金精トンネルに誘導を決定し関係機関へ連絡。

(※写真は「道路・河川等管理情報システム」の現地状況写真と地図情報)

 
 
 

迂回路の調整と同時進行で、(一般社団法人建設コンサルタンツ協会へ応急復旧の提案を日光土木事務所より要請。復旧案の検討にあたりドローンの映像が必要なことから協定に基づき、一般社団法人栃木県測量設計業協会へドローンによる撮影を要請。
ドローンによる映像を確認したところ復旧案として、応急対策として、土砂撤去、大型土のう設置の連絡を受領。日光支部による応急対応が完了。
復旧後の写真を「道路・河川等管理情報システム」上で、日光土木事務所が確認。その後、片側通行開始の指示を受けた日光支部が、再びシステムへ現地状況の写真データを送信。システム上で確認し訓練終了。